会社設立時には、色々な印鑑が必要になります。中でも、会社の実印は必ず作成しなければなりません。会社の印鑑の発注のタイミングじゃ社名が決まってからします。印鑑を早めに作ってしまうと、いろいろな事情で最初に考えていた社名が使えない可能性もあり、せっかく作った印鑑が無駄になるからです。
会社設立時に作る印鑑一式
会社の実印
・一般的に二重丸の内側に「代表取締役印」などと刻んである。
・一般的に二重丸の外側を社名が囲んでいる。
・大きさは、1cmの正方形以上で3cmの正方形に収まるもの。
※会社の実印は、法務局に登録する
※実際に社名が決定した後発注する
※形は、丸が多いが、四角形や三角形でも大きさの条件を満たせば登録が可能。
銀行印
・内側に「銀行之印」などと刻まれているのが一般的
※銀行口座の開設や小切手・手形などの取引をするときに使用する。
※「銀行之印」と入っていなくてもOK
角印
・規格はないが2cm角くらいの会社名が入った印鑑
領収書、請求書、納品書などの日々の業務に使用する。
ゴム印
・住所、会社名、代表者名、電話番号などが記載されたもの
※商号や本店の番地を省略して作ると正式な書類を作成するときに毎回訂正が必要となり不便
実印を紛失、破損した場合
実印を紛失してしまった場合には、すぐに改印の手続きを法務局で行います。改印届書の用紙は、会社設立時に提出した印鑑届出書と同じものになります。改印届を出すときにも代表者の個人の印鑑証明書を添付します。印鑑が破損した時は、新しい印鑑を作成し、紛失と同様に改印届書を法務局に提出します。万一、盗難にあった時には、犯罪に利用される可能性が高いので、すぐに警察に届けます。
印鑑は、インターネットでも購入できる
印鑑は、街の印章店でも購入できますが、インターネットでも安く早く購入できます。検索サイトで「会社 設立 印鑑」とキーワードを入れるとたくさんのショップを見つけることができます。
法人設立時の印鑑セットは1万円前後から購入できます。一般的に会社設立時には、「会社の実印」「銀行印」「ゴム印」の3点を作成し、必要に応じて「角印」を作ることが多いようです。
下記に印鑑セットを注文できるショップを掲載しておきますで、ぜひ参考にしてみてください。法人印に強い!印鑑の匠ドットコム